基本的にはリモートにファイルをコピーする.rcp や cp と同じように
使うことも出来るらしいが,色々とオプションがあるので,
たくさんのファイルを一度にコピーするときや,バックアップをとるときには
便利かも知れない.特に SSH を併用できるのが利点だと思う.
例えば,a というマシンの ~/src ディレクトリの下のすべての .c ファイルを
リモートの b というマシンの同じディレクトリにコピーする場合,
a % rsync -e ssh -au *.c b:src/
とでもすればよい.ただし,rsh でコピーするなら(つまり b の .rhosts に a が
書いてあるなら),"-e ssh" の部分は要らない.
リモートの b というマシンの ~/WWW ディレクトリの中身を
a というマシンの ~/WWW ディレクトリの中身と同一のものにするのなら,
a % rsync -e ssh -aulr --delete ~/WWW b:
とする."--delete" オプションをつけると,a にないファイルが b にあれば
消去してしまうので注意する.
なお,両方のホストに rsync がインストールされている必要があるので注意する.
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