4地点での地磁気変化


上図は、女満別(MMB)・柿岡(KAK)・鹿屋(KNY)と、峰山(MYA)の 1997年9月14日の世界時で18時(日本時間では翌日の午前3時)からの6分間の0.1秒値での観測結果です。 左側がX'・H成分(地磁気座標の北向きがプラス)、 右側がY'・D成分(地磁気座標の東向きがプラス)です。

なお、峰山で1分毎に2秒間ずつ出現しているシフトがありますが、 これは10m離れたところにあるプロトン磁力計の励起磁場によるものです。 また、女満別・柿岡・鹿屋のデータは、フィルターのかかっているデータのため、 100秒前後の変動は逆位相になっています。

この図では細かい時間による変化は見えにくいですが、 これらのデータを用いて解析していく予定です。


「ふじたのぶゆき」の研究紹介